まだ、ほんのベビーの楽は、排泄さえ、ひとりでちゃんとできません。
本来なら、お母さん猫にお世話をしてもらっているはずなのです。
お母さん猫は赤ちゃん猫のオシリを舐めて、排泄をうながし、終わったら舐めてキレイにしてあげるのです。
「ならば、私がかわりをやりましょ~っ!」
とヤル気マンマンの私。
ミルクをたっぷり飲ませたあとに、先をコヨリのようにしたティッシュでオマタをチョイチョイと刺激してあげると、チョ~ッとチッコをすませます。
まだ自分でキレイにできないので、オマタを拭いてあげて終了。
ああ、もう、チッコさえ、かわいい!
楽専用の小さな猫トイレも準備してありますが、まだそこでシタ形跡はなし。
「生後1か月未満」だそうですから、無理もありません。
私の心配は、楽のウンチ。
我が家に来てから3日もたつのに、まだ一度もしていません。
ときどきベビーオイルをつけた綿棒でオシリをトントンと刺激しているのですが。
もしかして、便秘?
気になりだした私は、楽がムズカルまで何度も何度もトントン。
ついにはニイニに
「なんか楽のオシリ赤くなってる! トントンしすぎ!」 と叱られる始末。
だって、だって、ウンチ全然してないよ……。
心配で病院の先生に電話をしたら、まだミルクしか飲んでいないうちはそれほどウンチは出ないそうです。
な~んだ。ムキになってオシリ刺激しちゃってゴメンネ、楽。
なんのことはない、翌日、ちゃんと出ました。
心配性の かかしゃん はアレコレと気にしすぎ。
ところが当の楽はのんびりと、確実に成長していきます。
ミルクをたっぷり飲んで、遊んで、バタッと倒れるように寝て。
体重は毎日10グラムちょっとずつ増えています。
トイレもオマタをコチョコチョしたあと、楽トイレの砂の上に置いてあげるようにしていたら、我が家に来て一週間目で、自分でトイレに行きました。
エライ! すごいね~、楽。 楽は、一度も粗相をしませんでした。
楽が来て一週間。体重は450グラム。
少しずつ離乳食を食べ始め、まだまだグングン大きくなります。